2012年02月21日

粋な感じ

私を大切にしてくれる人。
私の希望を第一に優先して考えてくれる。
マメに連絡をくれる人。

そんな理想を掲げていた私。
随分と都合の良い理想かも知れませんが、その時はその「全て」
に当てはまっていないと恋愛をする気になれずにいました。

彼氏ができても、自分の思いとは違う行動を取られると、
1人勝手に苛立って、ついついけんか腰になったりして・・・。

相手からすれば、「俺の考えは認めてはくれないんだな」と思ってしまいますよね。
ですから、当時の恋愛はそんなに長く続く事はありませんでした。
それでも私は
「付き合った人が悪かった」
そう思っていました。

それが年齢と経験を重ねていくごとに
「自分サイドに非があるのでは」と考えるようになりました。
理想はあくまで理想。
思い描くのは悪いことでは無いのでしょうが、
その「自分の持つ理想の枠」の範囲内に、無理やり彼を押し込むような行為をしていた私。

それは彼を恋人として以前に人として扱っていないんですよね。
それを自覚した時、大きな恥ずかしさと申し訳ないという気持ちが心を支配しました。

自分の枠は持っていて構わないけれど
私が相手の思うように動けないように、相手だって動けない。
枠からはみ出てしまう事だってあって、
それは「好き」だからこそ生まれる許容するという心を持たないと
ちゃんとした恋愛なんて出来ないと思いました。


Posted by ココアめも at 16:42│Comments(0)
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